梅鴬会による「秋の子ども能楽発表会」が
2014年11月15日(土)13時より
石川県立能楽堂において開催いたしました
おかげさまで、盛況に終了しました!
当日のごあいさつを、転載いたします
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本日はご来場いただき、誠にありがとうございます。多くの方々のご支援を賜り、ここに私共『梅鴬会』が主体となって『秋の子ども能楽発表会』を開催できますことを、心より感謝申し上げます。
当会は、金沢市開講の『加賀宝生子ども塾』で、二年間の謡・仕舞教室を修了した、加賀宝生子ども塾一期生から六期生で構成されております。発足から十年余りが経ち、既に巣立っていった会員も多くなります。現会員も、それぞれが能楽の研鑽を積み重ねて参りました。本日皆さまにその成果をご披露できますことを嬉しく存じます。
また本日は、私たちのかわいい弟・妹分である『加賀宝生子ども塾七期生』の皆さんが、『番囃子・鶴亀』で初舞台を踏まれ、この公演に花を添えてくださいます。私共も、加賀宝生子ども塾の皆さんに「将来は梅鴬会に入ってあんな風に舞えるようになりたい。」と思っていただけるよう、精一杯努める所存でございます。
発足当初から会員をご指導いただいております松田若子師は、この夏、重要無形文化財(総合指定)を受けられました。この場をお借りしてお祝い申し上げます。また私共梅鴬会は、先月、北國新聞社さまより、『北國あすなろ賞』を授与されました。伝統文化の継承活動を通じ、地域社会に貢献してきたことが受賞理由とうかがっております。私共にとって、本当に喜ばしいこの年に、このような会を催すことができますことも、皆さまのお蔭さまでございます。
今回、出演のご協力をいただきました久貫弘能先生は、松田先生とは学生時代より旧知の間柄との事、遠路かけつけて下さいました。東京藝術大学邦楽科大学院を修了され、九州能楽会では御活躍中の先輩女流楽士でいらっしゃいます。有難うございました。
最後になりましたが、本日の開催にあたり、惜しみないお力添えをいただきました、加賀宝生子ども塾講師の藪俊彦先生をはじめとする金沢能楽会の先生方、金沢市文化政策課、その他多くの関係者の皆さまに心より感謝申し上げ、挨拶とさせていただきます。
平成二十六年十一月吉日
梅鴬会会長(ネットですので名前は伏せております)
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この成功を励みに!
次のお稽古も楽しみです (会員母)